日ナレの入所オーディション、もうすぐだねー。にゃんたろうは、対策はしたの?
おう、もちろん。早口言葉とか、セリフ読みとか、イナバのチャオちゅ〜るの早食いとか、もうバッチリだぜ。
なんか1つだけ全然関係ないのが入ってる気がするけど。
でも面接の対策は、どんな感じでやったの?
面接なんて何を聞かれるか分かんないし、対策のしようなんてないだろ。なるようになるさ。
ちょーっと待った!日ナレの入所オーディションで、面接はすごく大事なんだよ。だから、ちゃんとそれも対策しなくちゃだね。
あ、センセー。でも対策って、何を聞かれるか分からないのに、そんなんできるの?
うん、できるし面接対策はしっかりやった方が絶対いいよ。じゃあ、今日は日ナレの面接の対策について、教えるね。
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日ナレの面接・入所オーディションの内容は?
日ナレの入所オーディションは、大きくわけて、以下3つのパートに分かれています。
- 面接
- 筆記試験
- 実技試験
ですね。
この中で、いちばん重視されているのは、どれだと思いますか?
日本語力を測る筆記試験、実際の声と演技を見る実技試験……。
でも、実はいちばん重視されるのは、「面接」なんですね。
日ナレの面接は、2~3人の面接官が5~6人の入所希望者を同時に見る、合同での面接方式です。
そして、この面接は、
「前半と後半に、分かれている」んですね。
ちなみに、前半は「自己PR」、後半は「質疑応答」です。
なお、今回、「日ナレの面接」に関して、主に説明していきますが、
「面接以外の、入所オーディション全体の対策などについても詳しく知りたい」
という場合、以下の別記事で詳しく解説しているので、併せてチェックしてみてください↓↓
「日ナレの入所オーディション内容や攻略法は?卒業生が徹底解説!」
自己PR(前半)
持ち時間は1人約30秒。
多くの人はここで、「声優になりたいと思ったきっかけ」や「声優になってやりたいこと」など、声優関連のことを話します。
ただ、話す内容について決まりはありませんので、基本的には自分の事であれば何を話してもOKです。
私が受けた時も、学生なら部活動やサークルなど今学校で頑張っていることを話している人もいますし、特技を実際に面接官の前で披露したりする人もいましたね。
ただし制限時間が30秒と限られているので、きちんと時間内に収める必要があります。
質疑応答(後半)
質疑応答では、声優に対しての想いや熱意を聞かれることもあれば、先の自己PRやあらかじめエントリーシートに書いた項目について、試験官から質問をされることもあります。
「サッカー部に入ってるの?サッカーは何年くらいやってるの?」
「ダンスが得意なんだ。どんなジャンルを踊るの?今ステップ踏んでみせてくれる?」
など。
そのため、エントリーシートの自己PR欄には、自分が聞いてほしいことを書いておくのが得策ですよ。
また、その方が聞かれる質問も想定しやすいので、対策も取りやすいでしょう。
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日ナレの面接で気を付けるポイント5つ
「日ナレは、声優になるための養成所なのだから、面接では発音や滑舌さえ気をつけていればいいや」と考えるのは、実は大間違い。
声以外にも、声優になるためには、必要な要素があります。
その「要素」を、この章ではそれぞれ説明していきますね。
日ナレに限らず、声優養成所の面接では、その要素があなたに備わっているか確認する場でもあるんです。
ただし過度に構える必要はありませんが、油断は禁物です。
そこで、以下の5つのポイントにはしっかり気を付けて、万全の態勢で日ナレの面接に挑みましょう。
あいさつは必ずする
日ナレは、言うまでもなくなく、声優を育てる養成所ですよね。
声優は、毎回現場で初めての人に会います。
初めましての声優、音響、カントク、プロデューサー、……その他さまざまな人と関わる職業です。
そのため、「どの現場に行ってもきちんと他人とコミュニケーションが取れるか」という点は、とても重要なんですね。
日ナレの面接では、この点もチェックされますよ。
では、どのようにチェックされるのでしょうか?
まず、コミュニケーションの基本中の基本と言われているのが、
「あいさつ」
ですよね。
実際に、日ナレ入所後も、「あいさつはしっかりする様に」とよく言われます。
スタジオに入るときは「おはようございます」、レッスンが始まるときは「よろしくお願いします」、返事は「はい!」、終わったら「ありがとうございました」と、必ず言うように、と指導されます。
ですので、日ナレの面接では、特にあいさつに気を付けましょう。
面接が始まるときには「よろしくお願いします」、
受け応えには「はい」と必ず返事をし、
終わった後は「ありがとうございました」とあいさつ。
声優になっても、問題なく他の人とコミュニケーションが取れるよ、というところをアピールしましょう!
声は大きく、はっきりと
声優にとって、声の聞き取りやすさは必要不可欠な要素です。
実際に、日ナレの面接を想定してみてください。
面接官は自分から2mほど離れていて、複数人(2~3人)います。
想像してみると、どうでしょうか?
口元でボソボソ、下を向いて話していては、面接官には聞こえませんよね(^^ゞ
将来マイク前に立つ人が、それではいけません。
面接なので大声を張り上げる必要はありませんが、息をたっぷり吸って、口をよく動かして話しましょう。
相手に「伝える」という意識が大切ですよ。
そして、こればかりは、当日いきなりできるようになるものではないですよね。
日ナレの面接に限らず、人と話す時は普段から、
声の大きさ、スピード、トーン
に注意をして、「どれくらいが、いちばん伝わりやすいか」と考えるクセをつけましょう。
想定される質問に備える
日ナレの面接は、当日までどんな質問をされるのか、正確には分かりません。
しかし、ある程度予想することはできます。
声優になるための養成所の面接なので、十中八九、
「なぜ声優になりたいのか?」
と聞かれることでしょう。
事実、私もそうでしたが、入所した日ナレ生は、面接でそのことについて聞かれている人がほとんどです。
他にも、以下の様な質問は、聞かれる可能性が高いです。
- どんな声優になりたいか
- 声優になったら何をしてみたいか(アニメ、洋画吹き替え、ゲームなど)
- 尊敬する声優はいるか
- 声優になるためになにかしていることはあるか
- 声優にとって大切なことはなんだと思うか
- 好きなアニメ/ゲーム/ラジオなどはあるか
- どんな役が得意か?声優になってどんな役を演じてみたいか
面接で焦らず答えられるように、一度紙に書いて整理するなどして対策をしましょう。
自分の言葉で伝える
本屋には、「面接で好印象の受け応え」や「面接で成功するフレーズ」など、面接に関する本がたくさん並んでいます。
これらを読んで参考にするくらいなら構いませんが、記載されている例文を丸覚えするのはオススメしません。
なぜなら、面接でそのままコピーした様に真似する人が他にもいれば、発言やキャラクターなど、全く同じ内容になってしまいますよね。
それに、緊張すると、いくら一生懸命覚えたものでも頭が真っ白になり、忘れてしまいますからね。
それを避けるためにも、話したいポイントだけ絞り、それを元に、
「自分の言葉で話す練習」
という事を、日ナレだけに限らず、面接では意識していきましょう。
例えば、「バスケが好き」ということをアピールしたいのであれば、
「私はバスケが大好きです。理由は……」
と一言一句作って覚えていくと、いかにも取ってつけた様な、教科書的な話し方になってしまいます。
なので、以下の様に、3段階に分けて考えていくのがオススメです。
- なぜそれ(今回はバスケ)が好きなのか
→チームメイトと力を合わせて勝つと気持ちいいから - 具体的なエピソード
→この前の試合で負けそうになったけれど、チームの連携が上手くいって勝つことができた - まとめ
→バスケが好き。もっと上手くなって次の試合も出たい
自己PRは声優の夢について話す人が多いですが、声優に全く関連していなくても大丈夫です。
むしろ、後の「質疑応答」で声優の夢について話すこともできるので、この「面接」では、自分の好きなことや特技について話すのは、オススメですよ。
「声優について」アピールしようとすると、気合が入りすぎてうまく言葉にできない、なんだか自分らしくない気がする、という事も結構ありますよね。
そんな場合、この「声優以外の自分の好きな事・特技」を話すのは、オススメなやり方。
無理やり話をひねり出したり、自分を偽ったりするよりも、自分の好きなものや特技について話した方が自分の言葉でイキイキ話せますし、自分らしさが伝わりやすいですからね。
声優関連の自己PRでなくても、本当にOK?
ただ、
日ナレ、つまり声優養成所の面接なのに、本当に声優と関係ないことを話していいの?不合格にならない?
と、やっぱり思う事もあるかもしれませんね(^^ゞ
でも、その点は全く問題ありませんよ。
なぜなら、この「自己PR」の目的は「自分を知ってもらうこと」だからです。
ですので、例のようにバスケのことについて話してもOKです。
例えば、このバスケのエピソードからは、「この人は周りと協力しながら物事を進めることができるのだな」ということがちゃんと伝わりますよね。
「焦らず偽らず、自分の言葉で」を、面接では大切にしていきましょう。
ただし、話の内容がネガティブな事など何でも良い、という事ではなく、好きな事など、「前向きに聞こえる話」をする事は、前提になってきますよ。
自信を持つ
ここまでたくさんのことを挙げてきましたが、いちばん大切なのは、
「自信を持つこと」
です。
日ナレに限らず、面接は、誰しも不安になるものです。
いくら面接対策をしても、噛んでしまったり、言いたいことが上手く伝えられなかったりすることもありますからね。
しかも、面接って他の人の目があるので、実際、本番の日ナレの面接でもガチガチに緊張してしまう人、失敗してしまう人はたくさんいます。
しかし、いつまでも不安な気持ちでいたりクヨクヨしたりしていては、受かるものも受からなくなってしまいます。
- 「たくさん対策してきたから大丈夫」
- 「面接で緊張しているのは自分だけじゃない」
- 「失敗しても、まだ挽回できる」
- 「とにかく伝えることに集中!」
と、自分に言い聞かせましょう。
他にも、ベタな方法に感じるかもですが、緊張を和らげるために、面接前に深呼吸をするのも効果的ですよ。
緊張すると、人間は呼吸が浅くなり、さらにそのせいで緊張する、という悪循環に陥りがちです。
それに、呼吸が浅いと、話すのも上手く喋れなくなりやすいですからね。
意図的にでも深く呼吸をしていると、精神的な緊張もいくぶん和らいでいくので、意図的に深呼吸をする・呼吸を深くする事は、本当におすすめ。
それに、日ナレは別に面接で若干失敗したところで、それで一気に不合格になるとかは全くないので、とにかくリラックスして挑みましょう。
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事前準備をして面接に挑もう
日ナレの面接で求められているのは、完璧な回答ではありません。
あなたの人となりと、声優になりたいという気持ちの熱さです。
それさえあれば、日ナレの面接は必ず合格しますよ。
実際の面接では、日ナレ受験者の9割方の人は合格しています。
ただし、準備をせず、自分の想いをしっかり伝えられなかった場合は、不合格になる場合もそれは有り得ます。
面接対策は、しすぎて困るということはありせん。
何度も自分が納得するまで繰り返し練習して、面接に備えましょう。
日ナレの面接に応募するには、資料請求をしよう
ちなみに、
面接・入所オーディションの応募用紙は、日ナレの入所案内資料に同封されています。
なので、もしまだ日ナレの資料を入手してない人は、
どんな養成所かを知っておく為にも、まずは日ナレに資料請求をしておきしょう。
特に、日ナレの資料には、
卒業生の有名声優さんからの、声優を目指す上でのアドバイスやインタビューなど、ホームページにはない、声優を目指す上で、とても役立つ事も書いてあるんですね。
ちなみに、卒業生で、活躍している有名声優さんは、以下の様な人達です↓↓
- 植田佳奈さん
- 梶裕貴さん
- 内田真礼さん
- 内田雄馬さん
- 小澤亜季さん
- 大西沙織さん
なので、資料請求をしてみて、自分に合うかも含め、しっかり確認しておくのは、いずれにせよ大事ですね。
資料請求は完全無料で、日ナレのサイトから30秒くらいで終わるので、まだの人は、面接・入所オーディション申込書をゲットする為にも、資料請求しておきましょう↓↓
声優になりたいと思ったきっかけは……
すごい!ハキハキ言えてるね!
もう何回も練習したからな。本番の面接もこれでバッチリだな!
でも当日、面接中に腹が減らないかだけが心配だぜ。
面接自体よりも、心配なのはそこなんだ。
まあ「面接対策をした」ということが、何よりも自分の自信に繋がるからね。本番も頑張ろう!
はい!
ところでセンセー、日ナレの面接中って、モンプチの缶詰を食いながらじゃダメなのか?
(……というか、日ナレって猫も入所オーディションを受けられるんだったっけ??)